平成27年1月1日から施工された「難病の患者に対する医療等に関する法律」では、アクロメガリー(この中では「下垂体性成長ホルモン分泌亢進症」)が医療費助成の対象となる指定難病とされています。
指定難病というのは・・・
1)発病の機構が明らかでなく
2)治療方法が確立していない
3)希少な疾患であって
4)長期の療養を必要とするもので
5)患者数が本邦において一定の人数(人口の約0.1%程度)に達しないこと
6)客観的な診断基準(またはそれに準ずるもの)が成立していること、という条件付けがされています。
すなわち、指定難病は、難病の中でも患者数が一定数を超えず、しかも客観的な診断基準が揃っていること(さらに重症度分類で一定程度異以上であること)が要件としてさらに必要になります。
これらを満たした場合、医療費の助成が受けられるというものです。
所得によって差はありますが、私の場合は月額の医療費が最大20000円となり、あとは公費で負担されるというシステムです。
(詳しくはhttp://www.nanbyou.or.jp/upload_files/pamphlet_h27_3.pdf)
申請するためには、次のような流れが必要です。
① 難病指定医を受診し、診断書(臨床調査個人票)を渡す。
② 難病指定医に診断書を書いてもらう。
③ 診断書を含めた申請書類を保健所などの窓口に提出する。
申請が受理され、受給者証が届くまで数ヶ月かかるとのことなので、私は検査入院初日に診断書を主治医に渡しました。
で、並行して奥さんに申請書類の準備をしてもらいました。