38度以上の熱が出た場合、ステロイドを飲まなくてはいけない自分。
普段服薬しているわけではないので、高熱が出た場合は一度主治医に連絡を取ってから処方してもらわなければならず、かなり面倒です。
それを避けるためには、まず風邪をひかないようにすることが重要になってきます。
風邪をひかないためには、免疫力を高めることが大切ということで、自己免疫力を高めるための方法について調べてみました。
いくつかのサイトを見ると、大きく分けて2つの方法がありそうです。
1.生活習慣の改善
2.ストレスをためない
1.生活習慣の改善
・喫煙をひかえる
喫煙により、煙草の煙は直接肺に吸入されるため、肺に存在する免疫細胞や肺組織に影響があります。
特に肺の免疫系で中心的な役割を担っている肺胞マクロファージの免疫力が低下します。
・適度の飲酒を心がける
アルコールやその代謝産物は、免疫毒とさえいわれています。
常習飲酒家は発がん率が高いこと、呼吸器系感染率が高いことが最近分かって来ました。
また、アルコール性肝障害では、C型肝炎ウイルスの感染がよく見られることなどから、アルコールが免疫力を弱める事例と考えられています。
・質の良い睡眠をとる
睡眠の乱れによって、免疫力は低下します。
あるラットの実験で、眠らないことによって、ウイルスと戦ってくれるNK細胞(ナチュラルキラー細胞)の活性は低下することが認められました。
快眠は大事です。たとえ心労があって眠れなくても、体を横にして休めているだけで、免疫力は高まると言われています。
20分ぐらいの昼寝でも、免疫力を高めます。
これは体内のメラトニンというホルモン物質の増加によるもので、このメラトニンが活性酸素という有害物質を減少させるからです。
・ムリのない適度な運動をする
免疫力を高めるには、適度な運動がとても効果的です。
なぜなら、体内にウイルスが特にNK細胞が、運動することによってより活発に働くようになるからです。
ウォーキングやジョギングなど軽めの有酸素運動の継続が免疫力を高めます。
ここで大切なことは、あくまでも適度な運動ということで、過度な運動を続けると、免疫力は下がる傾向にあるようです。
・体温を下げない
体温が上がると血液の流れがよくなり免疫力が高まります。
血液は私たちの体を構成する約60兆個もの細胞に栄養と酸素を送り届け、かわりに老廃物を持ち帰る働きをしています。
その血液の中に、免疫機能を持った白血球が存在し、その白血球が体の中をめぐることで、体の中の異物をパトロールしているのです。
平均体温が1℃上がると免疫力は約60%活性化するといわれているように、体温は免疫力を大きく左右します。
風邪をひいたとき熱が出るのも、体温を上げて免疫力を上げようとする防衛反応といわれています。
また、体温が低いと体内の細菌に対する抵抗力が低下し、腸内では悪玉菌や有害菌が増殖して様々な病気や感染病の原因にもなってしまいます。
2.ストレスをためない
・笑う
笑うと身体の免疫力がアップします。
笑うとNK細胞の活性化につながるからです。
笑うと、生命活動を維持するために必要な神経、主に内蔵器官の働きを私たちの意識とは無関係にコントロールしている自律神経(交感神経と副交感神経)に変化をもたらし、身体中の様々な器官に刺激が与えられます。
この時、笑いによる脳への刺激が、神経ペプチドという免疫機能活性化ホルモンの分泌を促し、このホルモンの影響でNK細胞はたちまち活性化され、さらに強力な戦士としてガン細胞などを攻撃します。
作り笑顔の場合でも、NK細胞の働きが活発になるそうですので、とにかく笑うことです。
・充分な休養などでストレスをためない
「笑い」(快・充足)が免疫力を活性化させ、逆にストレス(不快・非充足)が免疫力を低下させると言われています。
ストレスに負けないためには「適切な休養」「積極的休養」が大切です。
「休養」には「休む」と「養う」の2つの意味があります。
仕事の後や休日には体を休めることが大事ですが、趣味や旅行、スポーツ、家族との団らんや友人とのつきあいで「自分を養う」ことも大切です。
これが積極的休養で、ストレス発散に役立ちます。
体温を上げ、充分な休養を図るために、ちょっと登別温泉にでも行ってこようと思います。
【参考にしたサイト】
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