低ナトリウム血症について 170119
昨日の夜から今朝にかけて、かなりの量の雪が降りました。
我が家の前は吹き溜まりになっており、膝下まで積もっていました・・・
あわてて雪かきをしてから出勤。
なかなかハードな1日でした。
さて、今回は尿崩症に続いて私が悩まされた「低ナトリウム血症」の話です。
低ナトリウム血症: 水分と電解質代謝: メルクマニュアル18版 日本語版
うーん、難しいですね(笑)
とてもざっくり言うと「血液中のナトリウム濃度が低くなっている状態」ということです。
下垂体腫瘍を摘出した後に起こる一時的な後遺症として、よくある症状のようです。
私も尿崩症→低ナトリウム血症のコンボを食らいました。
低ナトリウム血症になるとどのような影響が体に起こるのか。
それは、血液中のナトリウム濃度と関連があります。
血清中のナトリウム濃度の基準値は138~145mEg/Lだそうです。
単位は無視してください(笑)
これが136mEg/Lを下回ると、低ナトリウム血症となります。
ナトリウム濃度が130前後では基本的に無症状ですが、120~130では虚脱感・疲労感が現れ、110~120では精神錯乱、頭痛、悪心、食欲不振となります。さらに進行して110を切ると、痙攣や昏睡状態に陥ります。
これは7月19日のもの。
ナトリウムの値が最も低かったときの検査結果です。
血清-Naが121しかありません。
自分ではそれほど疲労感や虚脱感は感じていませんでしたが、このあと急にナトリウムのカプセル(=塩カプセル)を食後に飲むように指導されました。
幸い私の場合は、この他に治療と言う治療はありませんでした。
低ナトリウム血症の原因や治療については次回。
【おまけの一言はこちらから!】