アクロメガリーとのお付き合い

アクロメガリー(先端巨大症)と診断された40男のブログ。病気とのお付き合いや日常生活をリアルタイムで発信します。

尿崩症と尿比重 170127

今朝の北海道は数日前の大寒波が嘘のような暖かさでした。
私の住んでいるマチは、最低気温が4度。
しかも久々の雨模様でした。
さて、尿崩症に関して思い出したことがあったので忘れないうちに書いておきます。

 尿崩症はバソプレッシンの出が悪くなることで、尿が大量に出てしまう状態でしたね。

sgamakun.hatenablog.com

尿崩症かどうかを判別する際に重要になるのが、尿量と尿比重です。
尿量が1日3L を超え、なおかつ、尿比重が1.010を下回ると尿崩症の疑いが濃厚になります。

尿比重とは、尿の中の水分とそれ以外の物質の割合のことです。
尿の中には水分以外に老廃物が含まれており、純水よりも比重が高くなっています。
通常はバソプレッシンによって利尿作用がコントロールされています。
しかし、尿崩症の場合はバソプレッシンの出が悪いため、尿が大量に出てしまいます。
尿量が多くなれば、水分だけが増えるため尿中の老廃物の割合は相対的に下がります。
だから、尿比重をモニターすることが大切なんですね。

尿比重の測定方法ですが、病院ごとに異なるようです。
私が入院していた北大病院では、脳神経外科ではデジタル尿比重計に尿を数的たらす方法で測定していました。

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(画像はイメージです。)

私は入院中、看護師さんに「尿比重が1.010以下の状態が2回以上続いたらすぐに連絡してください。」と言われました。
内科に転科してからは、尿量と尿比重を一度に図ることのできる機械で測定していました。

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これは検査入院時のもの。比重が1.020で尿量が257mLと出ています。

 

【おまけの一言はこちらから!】

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