アクロメガリーとのお付き合い

アクロメガリー(先端巨大症)と診断された40男のブログ。病気とのお付き合いや日常生活をリアルタイムで発信します。

自分の75gOGTTの結果から、インスリン分泌指数とHOMA-Rを計算してみる 170203

今日は節分でしたね。
我が家は奥様お手製の恵方巻風巻物をいただきました。
なんとなく北北西を向いて、黙々と巻物を食べる家族。
正直、いまだにこの習慣には慣れません(笑)

さて、昨日はインスリンについて紹介しました。

 

sgamakun.hatenablog.com

 この中で、インスリンの分泌に関する指数を2つ取り上げました。
インスリン分泌指数とHOMA-Rです。
インスリン分泌指数はインスリンをどのくらい出すことができるかを、HOMA-Rはインスリンの効き具合を示す指数でした。
インスリン指数が0.4未満で糖尿病のリスクが高く、HOMA-Rが1.73以上だと、インスリン抵抗性があり、血糖値が下がりにくいんでしたよね。

 

今日は私が受けてきた75gOGTTの結果から、実際にこれらの指数を計算して出してみようと思います。
計算式は次の通りです。

【インスリン分泌指数】
血中インスリン値(30分値ー0分値)/血糖値(30分値ー0分値)

【HOMA-R】
インスリン値(0分値)×空腹時血糖値(0分値)/405

さて、どうなりますか・・・
1.手術前(2016.03.07)
インスリン値 0分:16.3 30分:73.6
血糖値    0分:95  30分:151

インスリン分泌指数:(73.6-16.3)/(151-95)=1.02
HOMA-R     :(16.3*95)/405=3.82

HOMA-Rが3.82ですか。
インスリン抵抗性があるってことですよね。
しかし、インスリン分泌指数は1.04でバンバン出ているってことか...

2.手術直後(2016.08.05)
インスリン値 0分:1.3 30分:9.2
血糖値    0分:81 30分:102

インスリン分泌指数:(9.2-1.3)/(102-81)=0.37
HOMA-R     :(1.3×81)/405=0.26

HOMA-Rは基準値内に収まりましたが、インスリン分泌指数が大幅に低下。
手術の影響があったのでしょうか。
特に内科の先生からは何も言われなかったなぁ。

3.手術後約半年(2017.01.31)

インスリン値 0分:1.3 30分:12.0
血糖値    0分:89 30分:118

インスリン分泌指数:(12.0-1.3)/(118-89)=0.36
HOMA-R     :(1.3×89)/405=0.28

前回同様、インスリン分泌指数が基準値を下回っています。
アクロメガリーの手術とインスリン分泌の低下には何か関連があるのでしょうか。
とにかく、この結果から私は糖尿病のリスクが高いことが認められました。

ショックといえばショックですが、私の父方は糖尿病の家系なので遺伝的なものもあるのかもしれません。
1/31の検査では、血糖値もHbA1cも全くの正常域にありましたが、油断は禁物ですね。
食生活や適度な運動を通じた血糖のコントロールをする必要がありそうです。

 

【おまけの一言はこちらから!】

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