ヘルプマークは普及するのか 170418
みなさんはヘルプマークというものをご存知ですか?
ヘルプマークは、義足や人工関節を使用している患者、内部障害や難病の患者、精神障害、知的障害、妊娠初期の人等、援助や配慮を必要としていることが外見では分からない人々が、周りに配慮を必要なことを知らせることで、援助を得やすくなるよう作成されたマークです。
東京都が配布しているものですが、今では京都府・和歌山県・徳島県・青森県・奈良県・神奈川県でも導入されているそうです。
見た目からは病気かどうか分からない。
でも、本人は援助を必要としている・・・
健康な人には想像がつかないかもしれませんが、実際にそのような状況にある人にとっては「あの人、見た目は元気そうなのにどうして○○しない(できない)んだろう」という声や視線はかなり堪えます。
私も退院してからしばらくの間は体がものすごく疲れやすくなっていました。
見た目は普通なので、こちらから体調不良を訴えないと気づいてもらえないということがありました。
幸い、私の職場はとても理解があったので、それほど苦労することはありませんでしたが、健常者にとってなんでもないことが病気や障害を持つ人にとっては大変だということはたくさんあります。
さりげなく助けてくれると嬉しいと思います。
残念ながらこのヘルプマークは全国で導入されているものではありません。
私が住んでいる北海道にもこのようなものはありません。
札幌市など、道内の一部では導入に向けた準備が進んでいるらしいですが...
一日も早く全国で導入され、たくさんの人に知ってもらえればと思います。
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