アクロメガリーとのお付き合い

アクロメガリー(先端巨大症)と診断された40男のブログ。病気とのお付き合いや日常生活をリアルタイムで発信します。

子どもの気持ちになって考える 170603

先日、防火管理者講習なるものを受講してきました。

防火管理者ってなんなのか。
平たく言えば、防災(特に火災)管理の計画を立てたり、防火のための作業に関して従業員を指示・監督する役目のことです。
防火管理者 - Wikipedia

この資格を取るためには2日間の講習を受講し、効果測定(いわゆる試験)に合格しなければなりません。
こんなふうに書くと、さぞかし難しいように感じるかもしれませんが、合格率は100%です。
理由は後ほど書くとして、講習を受けた2日間はとにかく辛かったです。
なぜかといいますと...
ひたすら座学だったから。

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初日にこんなテキストを買わされます。4050円。
で、45分の講義が午前中2コマ、午後3コマ。
内容は防火管理制度の概要や火気取り扱いの基本知識、防火設備の知識など。
消防署の方がパワポを使ってひたすら喋り続けます。
受講者はそれをじっと聞くわけです。
初めて聞く言葉が出てくると、もうちんぷんかんぷん。
しかし、講義はどんどん進みます。
これってかなりしんどいですよ。
勉強ができない子供の気持ちってこんな感じなんだろうなぁ...と思いつつ1日目を乗り切り、翌日の講義へ。
2日目も基本的には同じ流れでした。
初日と同じテーマについて、もう一度学習。
ほとんどの講義でDVDを視聴。
近くに座っていたおじさまは、豪快ないびきをかいてました(笑)
私は一応復習をして臨んだので、講義の内容はあらかたわかっていたんですが、そうなるとこの時間の退屈度が2倍3倍になる。
わかっていることを何度もやらなければならないというのは苦痛以外の何者でもありません。
そんなこんなで全ての講義を終え、すぐに効果測定へ。
時間は10分程度でした。
終わったら各自で○付けをして、修了証がすぐに交付されました。

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小学校では新しい学習指導要領が平成30年度から先行実施されます。
その中で言われているのが「主体的・対話的で深い学び」を充実させることが必要だということです。
ちょっと前までは「アクティブ・ラーニング」と言っていました。
学びの質を高め、子ども達の力をより引き出すために、これからの学校・教員がやらなければいけないことが、この「主体的・対話的で深い学び」なわけです。
それと対極に位置する学びを体験して、自分の教え方のスタイルを変えないといけないと痛感した2日間でした。

【おまけの一言はこちらから!】

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