アクロメガリーとのお付き合い

アクロメガリー(先端巨大症)と診断された40男のブログ。病気とのお付き合いや日常生活をリアルタイムで発信します。

ハートネットTV 「シリーズ認知症」を見ながら思ったこと 170628

1年くらい前から、NHKEテレでオンエアされている「ハートネットTV」をよく見るようになりました。

昨日今日のテーマが「シリーズ認知症 当事者とつくる新時代」というもの。

http://www.nhk.or.jp/heart-net/tv/calendar/program/index.html?id=201706272000

http://www.nhk.or.jp/heart-net/tv/calendar/program/index.html?id=201706282000

ここには、若くしてアルツハイマー認知症と診断された方が数多く出てきます。
オンエアでは流れとしては、認知症患者がどのようにして自らの病気とともに生きるかということを探っていくという流れで話が進んでいったのですが、私は別のことを考えていました。
というのも、ここに出てくる患者さんは、どなたも外見からは認知症であるとはわかりません。
その辺にいそうな、もっと言えば、健常者と全く変わらない見た目の方ばかりなのです。
でも、日常生活に大きなハンディを抱えているわけです。
今までのように仕事をすることができない。
車の運転を諦めざるを得ない。
そして何より、家族や友達や、愛する人たちのことを忘れてしまうかもしれないという恐怖を日々感じ続ける。
でも、見た目からは患者さんが抱えている悩みや怖さは全く見えないわけです。
私自身、見た目は健常者と変わりません。
おかげさまで、今は元気に仕事や日常生活を送ることもできます。
ただ、心の中では病気の再発や合併症(糖尿病・大腸がん・心筋梗塞)の発生におびえています。
採血の結果、成長ホルモンの数値が急に高くなっていたらどうしよう...なんてことも考えたりします。


もしかしたら、あなたの隣で元気そうにしている人も、もしかしたら見えない部分でハンディを持っている人なのかもしれません。
認知症発達障害内部障害・・・
つまるところ、他人に対する心遣いの意識を少しだけ強く持つことって大切なんじゃないかなと思うのです。
そんなことを考えながら、2日間ハートネットTVを見ていたのでした。


【おまけの一言はこちらから!】

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