アクロメガリーとのお付き合い

アクロメガリー(先端巨大症)と診断された40男のブログ。病気とのお付き合いや日常生活をリアルタイムで発信します。

北海道弁(北海道の方言)について調べてみた 180225

ということで、昨日の「そだね~」をもうちょっと引っ張ってます(笑)

正直、私の勤務校の子どもを見ていると、日常的に北海道弁を使っている子どもはほとんどいないというのが実感です。
では、北海道弁にはどんなものがあるのか、また、どんな特徴があるのかを、ほんのちょっとだけ紹介してみましょうか。

 1.北海道独特の言葉
・かっちゃく(=ひっかく)
・ちょす(=さわる)
「かさぶたをかっちゃいたら、ばい菌入るよ。ちょすんでない!」
→まぁ、今の子どもに言っても、ポカーンとされますけどね(笑)

だはんこく(=わがままを言って泣き喚く、騒ぐ)
ごんぼほる(=親の言うことを聞かない)

「~だから、○○くんは『学校に行かない!』ってだはんこいてる(ごんぼほってる)のかい。わかった、今から迎えに行くわ。」
→「ごんぼほる」は今の地域(海沿い)に来るまで知りませんでした。「だはんこく」はじいちゃんばあちゃんにも言われてたなぁ。

・はんかくさい(=愚かだ、バカだ。ただし軽い注意から本気の軽蔑まで、意味は幅広い)
「この漢字、横棒が一本多いんだって。いやー、はんかくさいもんなぁ。」
→これもなかなか子ども達には理解されなくなってきてますね。

・~さる(=~できる)
「このペン、まだ書かさるからなげない(捨てない)で。」
カーリングでも使われてましたね。「押ささる」の意味は「押せる」になります。
個人的には、否定形(書かさらない=(書きたいけど)書けない)食べらさらない(=(食べたいけど)食べられない)で使うことが多いような気がします。
2.独特の語尾
・~っしょ、~っしょや(=~でしょ)
・~かい(疑問符。たまに、~だよね。という意味でも使う。)
「○○ちゃんに、ちゃんと謝ったほうがいいんでないかい。」
→「~かい」はフラットな関係の中で使われることが多いです。私も同僚には使いますが、管理職には使いません(笑)
・~でした、~でございました(挨拶で使う)
「おばんでした(おばんでございました)」(=こんばんは)
(電話で)「はい、○○(自分の名前)でした」
→これは年配(60代以上)しか使わないかな。私もわかるけど使いません。

3.アクセント
どうやら、北海道の言葉は一部のアクセントが共通語と違うようです。
私は高校時代、放送局でアナウンサーをやってました。
高1の頃、大会にむけて原稿を読んでいたら、先輩にアクセントの間違いを多々指摘され、NHKのアクセント辞典で一つ一つの単語のアクセントを調べたことを思い出しました。
北海道のアクセントの特徴としては、「まと」を「とと」「じかん」を「じん」のように、中だけを高く発音する傾向があるといわれています。

4.地域的な違い
北海道弁と言っても、地域によっては使われないどころか全くわからない言葉もあります。
特徴的なのは函館を含む道南地方。
いわゆる「浜言葉」は同じ北海道に住んでいても全くわかりません(笑)
この辺りはよくわかりませんが、おそらく青森の言葉がベースになっているんじゃないかと思っています。
また、入植してきた地方の言葉がまだ生きているということもあるので、東北・北陸や一部の近畿地方と共通した言葉も使われているようです。

詳しく調べてみると、けっこうおもしろいかもしれないですね。

 

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