アクロメガリーと睡眠時無呼吸症候群 170320
3連休も今日が最終日でしたね。
今日は春分の日。
お彼岸の中日ということもあったので、おはぎを買ってきました。
その季節に咲く花の名前を取って、春のお彼岸ではぼたもち、秋のお彼岸ではおはぎと言うらしいですが、私の知る限りで北海道ではおはぎ一択です。
さて本題。
アクロメガリーに伴って起こる症状のひとつに、睡眠時無呼吸症候群があります。
ざっくり言えば、睡眠時に呼吸が止まってしまう病気のことです。
アクロメガリーと睡眠時無呼吸症候群には大きな関連があります。
睡眠時無呼吸症候群の原因は大きく分けて2つあります。
1.閉塞性睡眠時無呼吸タイプ
空気の通り道である上気道が物理的に狭くなり、呼吸が止まってしまう。
2.中枢性睡眠時無呼吸タイプ
脳(呼吸中枢)の異常によって呼吸が止まってしまう。
割合としては1のタイプがほとんど(9割以上)だそうです。
アクロメガリー患者の睡眠時無呼吸症候群もこちらのタイプになります。
なぜ、アクロメガリー患者が睡眠時無呼吸を起こしやすいか。
それは、アクロメガリーの特徴的な症状である、軟部組織の肥厚が大きく関わってきます。
【舌の肥厚が睡眠時無呼吸を引き起こす】
(睡眠時無呼吸症候群|見た目が変わるだけじゃない|先端巨大症ねっと)
閉塞性の睡眠時無呼吸症候群は、気道が何らかの原因でふさがってしまうことによって起こります。
太りすぎによる首周りの脂肪増大や扁桃肥大もありますが、アクロメガリー患者の場合は、成長ホルモンの異常分泌によって軟部組織である舌や咽頭(のどちんこ)が肥厚しすることがあります。
その結果、気道がふさがってしまい睡眠時無呼吸の状態になってしまうのです。
狭くなった気道を空気が通ろうとすると、大きないびきが発生します。
そして、気道が完全にふさがった状態になると、無呼吸になるわけです。
実は、私も睡眠時無呼吸症候群と診断され、治療を受けていました。
そのあたりの話は後日。
【おまけの一言はこちらから!】