恐れるな! 170705
しばらくアクロメガリーと関係ない話が続きましたが、今日は真面目な話を。
以前、ちょっとでも怪しいと思ったら病院へ行って診断を受けよう!という内容の記事を書きました。
結局のところ、病気も人間もそうですが、相手の正体が分かれば、付き合い方も分かってくるんじゃないかと思うのです。
相手が一体誰なのかわからなければ、対応のしようがないじゃないですか。
病気も同じで、自分の体に起こった変調が何からきているのか、どんな病名なのかが分かれば戦うための手段を探すことができますよね。
今の医療ではまだ有効な治療法がなかったとしても、1年後、2年後にはもしかしたら新しい治療法が見つかるかもしれません。
アクロメガリーだって10年前と今を比べると、薬の種類が増えたり、手術の精度が高まったりしています。
病院に行くこと、検査を受けること、そして、診断名を告げられることを恐れないでほしいと思います。
これって、発達障害も同じだと思うんです。
自分自身が(もしくは我が子が)ASD(自閉症スペクトラム障害)やアスペルガー症候群、ADHD(注意欠如多動性障害)といった発達障害であることを告げられた瞬間のショックって大きいと思います。
しかし、診断を受けることで、自分自身(我が子)の行動特性がどこから来ているのか、そして、どのように対応すれば社会の中で少しでも生きやすくなるのかなど、様々なことを共に考えてくれるたくさんの人とつながることができます。
ほとんどの病気も発達障害も、「そのうち何とかなるだろう」で何とかなることはほぼありません。
むしろ、取り返しのつかないことになりかねないと思うのです。
【おまけの一言はこちらから!】